ジャンル
テクノ ドラムンベース アンビエント アシッドハウス
解説
アイルランド生まれのUKコーンウォール育ち、テクノ界の奇才リチャード・D・ジェームスことエイフェックスツイン。1990年代はエイフェックスツイン他、AFX、Caustic Window などいくつかの名義を使いわけながらたくさんの曲を世に送り出す。しかし、2000年代に入ってからはエイフェックスツインで「ドラックス」を出した以外はAFXでCDを少しだしたくらいで音楽活動は停滞中。ただ、毎年DJ・ライブはしてるみたいで、ポーティスヘッドの復活ライブに出演したりもした。2009年には久々に日本へ来日し、サマーソニック2009に出演。10年前のライブでは小屋の中や舞台裏で演奏し、観客の不評をかったらしいが、サマソニではまじめにプレイして、観客を楽しませた。彼の奇想天外の行動と、ドラムンベースを中心とする奇妙な楽曲群は、変態テクノミュージシャンの名を欲しいままにしている。
1 「 アンビエントワークス 1 」 ( 1992年 )
リチャードが若いときから録りためてきたエレクトロニカ(アンビエント)系の楽曲集。後になって本格的に始めるドリルンベース以前のエイフェックスツインを代表する作品。特に「Xtal」は名曲。Youtubeでは、9・11テロの際にWTCから人が次々に落下していく様や核爆発などの映像に伴って流れているが、その映像を見た影響もあり、人のなすことに対する絶望ややるせなさを強く感じる曲。10分弱の長編「Tha」は独特の浮遊感が最高。「Pulsewidth 」は、次々に押し寄せてくるエレクトロニカの音のウェーブが心地よい。その他にもエレクトロニカ系の名曲が数多し。あと、ドライブで聞くよりも、就寝前に聞くのをおすすめ。
1 Xtal 7 Heliosphan
2 Tha 8 We Are The Music Makar
3 Pulsewidth 9 Schottkey 7th Path
4 Ageispolis 10 Ptolemy A Hedphelym
5 I 11 Delphium
6 Green Calx 12 Actium
おすすめの曲 1 2 3 6 7 10
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
2 「 アンビエントワークス 2 」 ( 1994年 )
前作に引き続きエレクトロニカ(アンビエント)系の作品を収録したお得な2枚組みアルバム。前作よりもアンビエントよりの曲が多い。Cliffs〜Grassにかけては、浮遊感があって就寝前に聞きたいようなアンビエント系の曲が多い。「Tree」は得体の知れない物に対する不可思議感みたいなのがでてる不思議な曲。木というよりも森といった方が近いか?後半にかけては「Grey Strip 」とか「Spots」など、空気がすごく重くてしめつけられそうな曲もある。ちょうど深夜に閉鎖された真っ暗な病院の中を懐中電灯を持って見回るときの恐怖感と似た感じをあらわしたような曲で、不気味すぎる。 ^^ 「Z Twig」など他にも佳作ぞろい。
Disc 1
1 Cliffs 7 Blur
2 Radiator 8 Weathered Stone
3 RhuBarb 9 Tree
4 Grass 10 Domino
5 Mould 11 White Blur
6 Curtains
Disc 2
1 Blue Calx 7 Hexagon
2 Parallel Stripes 8 Lichen
3 Shiny Metal Rods 9 Spots
4 Grey Strip 10 Tassels
5 Z Twig 11 White Blur
6 Window Sill 12 Match Sticks
おすすめの曲 Disc1 1 2 3 6 10
Disc2 4 5 8 9
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
3 「 I Care Because You Do 」 ( 1995年 )
前2作のエレクトロニカ作品集から一転、現在の
ドラムンベース系のエイフェックスツインの流れの中にあるアシッド・テクノ系のサードアルバム。キモ過ぎるアルバムジャケットに見合う不気味で(一般人にとっては)趣味の悪いと思われる曲が多数。エイフェックスツインのファンにとってはそれがたまらないのだが・・・・^^ただ、不気味な曲ばかりじゃなく「Start As....
」や「Wax Tne Nip ] などは、スピード感のある
ダンスソングだし、Alberto。。。はクラシカルな美しいテクノの曲。しかし、リチャードの頭の中にはこんな
高速ビートが鮮明に聞こえてくるんだろうか・・・。真似をしてみろといわれても、到底できそうにはない代物・・・。
1 Acrid Avid Jam Shred 7 Start As You Mean To Go On
2 The Waxen Pith 8 Wet Tip Hen AX
3 Wax The Nip 9 Mookid
4 Icct Hedral 10 Alberto Balsalm
5 Ventolin 11 Cow Cud Is A Twin
6 Come On You Slags 12 Next Heap With
おすすめの曲 1 3 7 9
アンドロイドポイント ★★★★★★☆
4 「 Richard D James Album 」 ( 1996年 )
リチャード・D・ジェームスという本名を冠にした
セルフアルバム。
ドラムンベースの本格導入作品かつエイフェックスツインの代表作。「4」はドラムンベース+クラシックの名曲。とても荘厳で美しい曲。こういうの聞くとエイフェックスツインって趣味がいいのか悪いのか良くわからなくなってくる。歌詞も無い・ヴォーカルも無い、ただいろいろな
電子音が複雑に鳴り響く感じで、ともすれば味気の無い曲になってしまいがちだが、不思議と情景が浮かんでくるのはさすが。
1 4 8 Yellow Calx
2 Cornish Acid 9 Girl/Boy Song
3 Peek 824545201 10 London Rock Witch
4 Fingerbib 11 Milkman
5 Corn Mouth 12 Inkeys
6 To Cure A Weaking Child 13 Beetles
7 Goon Gumpas
おすすめの曲 1 2 5 8 9
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
5 「 Drukqs 」 ( 2001年 )
前作を発表して、もうアルバムは出さない・・・とリチャードは言っていたが、その後「カムトゥダディ」と「Windowlicker」という名シングル2枚を経て出された
2枚組大作。リチャードによると、アルバムは出すつもりは無かったけど、たくさんの曲が入ったMP3プレーヤーを無くしたということで仕方なく出したアルバムらしい。現にこのアルバム以後、エイフェックスツイン名義のアルバムの発売はぱたりと途絶え、2009年9月現在、ニューアルバムは発売されていない。ただ、現在、ついに次の作品を製作中らしい。
さて、アルバムの中身だけど、ばりばりのドラムンベースと、
プリペアドピアノを使ったクラシックな美しいテクノソングが入り乱れた短編集のようなアルバム。たとえば「
Kesson dalef」はあまりにも美しすぎる曲。逆に「Omgyjya Switch 7」などは電子ムチ?を振り回すビシバシソング?
Disc 1
1 Jynweythek ylow 9 Avril 14th
2 Vordhosbn 10 Mt.Saint Michel Mix + St. Michaels
...
3 Kladfvgbung Micshk 11 Gwarek 2
4 Omgyjya Switch 7 12 Orban Eq Trx 4
5 Strotha Tynhe 13 Aussois
6 Gwely Mernans 14 Hy A Scullyas Lyf A DhaGrow
7 Bbydhyonchord 15 Kesson Dalef
8 Cock/Ver10
おすすめの曲 1 2 3 8 9 15
Disc 2
1 54 Cymru Beats 9 Taking Control
2 Btoum−Roumada 10 Petiati Cx Htdui
3 Lornaderek 11 Ruglen Holon
4 Penty Harmomium 12 Afx 237 V7
5 Meltphace 6 13 Ziggomatic 17
6 Bit 4 14 Beskhu 3epnm
7 Prep Gwarlek 3B 15 Nanou 2
8 Father
おすすめの曲 1 5 13 15
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆