アラニスモリセット
 

ジャンル

ロック 


解説

 アイドル系の女性シンガーとは一線を画すカナダ出身の実力派ロックシンガー「アラニスモリセット」。ファーストアルバムの「ジャグド リトル ピル」は全世界で約3000万枚も売り上げました。翌年には当然のようにグラミー賞4部門を制覇し、女性ロックシンガーの第一人者となりました。その後の女性ロックシンガーに与えた影響は、はかりしれません。ポップさは控えめに、ややダークで感情的に妖しく歌うアラニスのスタイルは多くのアラニスファンに支持されています。

 

1.  「 ジャグド リト ル ピル 」   ( 1995年 7月 )   


 

  10代の頃から天才的な音楽子女として有名だったアラニスモリセットの記念すべきデビュー作。いきなり1000万枚以上を売り上げるなど、一躍トップアーティストの仲間入りを果たしました。アラニスモリセットの成功以降、アイドル風ではなく感情を露にするような歌い方をする女性シンガーがたくさん現れるようになりました。アラニスが他の女性シンガーに与えた影響は大きかったようです。このアルバムの中の代表曲「YOU OUGH TA NOW」には、レッチリのメンバーのフリーがゲスト出演しています。どうでもいいけどこの曲には「メアリージェーン」という曲がありますが、ヴァインズも同名の曲を歌っています。いったいメアリージェーンって何者?有名人か何かかな?


1  All I Really Want                    7  You Learn
2  You Oughta Know                      8  Head Over Feet
3  Perfect                            9  Mary Jane  
4  Hand In My Pocket                  10  Ironic
5  Right Through You                   11  Not The Doctor
6  Forgiven                           12  Wake Up



アンドロイドポイント  ★★★★★★☆

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 2.「 SUPPOSED FORMER INFATUATION JUNKIE 」  ( 1998年 11月 )

  前作で世界的な大成功をおさめたアラニスモリセットのセカンドアルバム。まずもってタイトルが長い ^^ 自分は略してジャンキーと呼んでいます。前作よりも明らかに暗い曲が多いこともあって、売り上げは前作よりも大幅に落としました。しかし、鬱々とした内面を鬼気迫る感じで歌い上げていて、聴くものに与える衝撃はこのアルバムの方がかなり大きいといえる。このアルバムの1曲目「FRONT ROW」、2曲目「BABA」とダークな曲が続きます。3曲目で「THANK U」は、メロディはとても優しく美しいので、一見恋愛ソング?と思ってしまうのですが、歌詞を読むとその逆のような気がします。その他にも10曲目や12曲目も好きなのですが、到底一般受けはしないだろうなと思います。ちょっとダークで迫力のある女性シンガーのアルバムを探しているという人にはおすすめです。


1  FRONT ROW                        10  I WAS HOPING
2  BABA                              11  ONE
3  THANK U                           12  WOULD NOT COME
4  ARE YOU STILL MAD                 13  UNSENT
5  SYMPATHETIC CHARACTER             14  SO PURE
6  THAT I WOULD BE GOOD             15  JOINING YOU
7  THE COUCH                         16  HEART OF HOUSE
8  CAN’T NOT                         17  YOUR CONGRATULATIONS
9  UR                                18  UNINVITED



アンドロイドポイント  ★★★★★☆☆

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 3. 「 UNDER RUG SWEPT 」 ( 2002年 2月 )

  アラニスの初セルフプロデュース作品となるサードアルバム。興行的には奮わなかった前作よりも前々作に近いアルバムで、暗さを控えめにややポップさを取り戻した様子。1曲目、2曲目とアラニスの王道ともいえる名曲。そして3曲目の「ハンズクリーン」が、このアルバムの中のメインソング。アラニスの歌の中でもユーアウタノウに匹敵する名曲かもしれません。個人的にはバラード風の「ユートピア」も好きです。これが私の涅槃(ニルヴァーナ)てな感じの歌詞です。メロディが穏やかな曲が多いですけど、前作にあったようなダークで迫力のある曲もちらほらとあります。


1  21 THINGS I WANT IN A LOVER        8  A MAN
2  NARCISSUS                          9  YOU OWE ME NORHING IN RETURN
3  HANDS CLEAN                      10  SURRENDERING
4  FLINCH                             11  UTOPIA
5  SO UNSEXY                         12  SISTER BLISTER
6  PRECIOUS ILLUSIONS                 13  SORRY 2 MYSELF  
7  THAT PARTICULAR TIME



アンドロイドポイント  ★★★★★☆☆

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 4. 「 SO CALLED CAHOS 」 ( 2004年 5月 )

 
2年ぶりに発売されたアラニスの4枚目のアルバム。今まで発売された4枚のアルバムの中で一番ポップな作品だと思います。特にポップなのが「EXCUSES」。背景でピロピロ鳴っているのがとても好きです。聞いててポジティブな気持ちになる元気がでる曲です。他の曲もどちらかといえば明るい曲が多い。明るいけど受けを狙っているというよりは、今のアラニスのポジティブな感情をすなおに唄に表している感じ。ソーコールドカオスがその曲のタイトルどおりややダークな感じ。9曲目の「エブリシング」は、アラニスの20代を締めくくるバラード調の名曲。この後、ファーストアルバム〜4thアルバムまでをまとめたベストアルバムを発売。


1  EIGHT EASY STEPS                 6  SO−CALLED CHAOS
2  OUT IS THROUGH                   7  NOT ALL ME
3  EXCUSES                          8  THIS GUNDGE
4  DOTH I PROTEST TOO MUCH         9  SPINELESS
5  KNEES OF MY BEES               10  EVERYTHING



アンドロイドポイント   ★★★★★☆☆

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