Chemical Brothers
ジャンル
ダンスミュージック
メンバー
トム ロウランズ
エド シモンズ
解説
ダンスミュージックではすでにおなじみの感があるケミカルブラザーズ。結成当時はダストブラザーズと名乗っていたそうですが、アメリカに同名のグループがすでに存在していたということで、ケミカルブラザーズに途中から改名したそうです。(アメリカのダストブラザーズは、ベックと組んで大ヒットしたオディレイで有名)。最初は小さなクラブなどで細々とやっていたらしいですが、2作目「ディグ ユア オン ホール 」が大ヒット、以後アンダーワールド・ダフトパンクなどとともにダンスミュージック界の第一人者としてがんばっています。ふと聞いたところによると、ダンスミュージックは気分を高揚させる効果があるそうで、デートなどにはうってつけだそうです。普段はあんまし聞かない!って言う人もドライブでデートする時は流した方がいいよ。
1. 「 Exit Planet Dust 」 (1995年 9月)
ケミカルブラザーズのデビューアルバム。これ以前はダストブラザーズと名乗っていましたが、同名のヒップホップグループがすでにアメリカにいたため、やばいと思ってこのアルバムを出した・・・のかもしれません。邦題「さらばダスト惑星」。ダストブラザーズというユニット名ともおさらば!ということでしょうか?さて、今作はデビュー作ともあってクラブ系ミュージックとしてはオーソドックスなできです。が、当時としては目新しかったらしいです。ロックとテクノを融合したような感じで、「ケミカルビート」や「ライフイズスウィート」などたくさんの良作がふくまれている作品です。
1 Leave Home 7 Chico’s Groove
2 In Dust We Trust 8 One Too Many Mornings
3 Song To The Siren 9 Life Is Sweet
4 Threee Little Birdies Down Beats 10 Playground For A Wedgeless Firm
5 Fuck Up Beats 11 Alive Alone
6 Chemical Beats
おすすめトラック 1 2 4 6 9
アンドロイドポイント ★★★★☆☆☆
2. 「 Dig Your Own Hole 」 (1997年 3月)
ケミカルブラザーズの出世作となった今作。オアシスのノエルとの共作「セッティング サン」が大ヒット!他にもサイケデリック界の雄マーキュリーレブと共演していたりします。全体的に、奇をてらわず安心して聞くことができるアルバムです。初期ケミブラの名作ではないでしょうか?。タイトルを訳したら「墓穴を掘れ!」でしょうか?人によっていろいろな意味にとらえられそうですね。自分が気に入ったのは、セッティングサンやブロークロッキンビートです。他の曲もかなり気に入っています。9分を超える大作もあります。サイケディリック感が素直にすごいと思いました。
1 Block Rockin’ Beats 7 Don’t Stop The Rock
2 Dig Your Own Hole 8 Get Up On It Like This
3 Elektrobank 9 Lost In The K−hole
4 Piku 10 Where Do I Begin
5 Setting Sun 11 The Private Psychedelic Reel
6 It Doesn’t Matter
おすすめトラック 1 3 5 9 11
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
3. 「 サレンダー 」 (1999年 6月)
ケミブラ三枚目のアルバム「サレンダー」。前2作はロック色が強かったのですが、今作はしょっぱなから今までとちょっと違う?という感じです。テクノ・エレクトロニカ色が強まってロック色が薄れた感じです。今作にも大物が参加していて、例えばレットフォーエバービー(レットイットビーと曲名が似てる!?)には、オアシスのノエルギャラガー(ボーカルじゃない方)、ふわふわしているドリームオンにはマーキュリーレブが参加しています。両曲とも共演者の味がいい意味でよく出ていますね。個人的には後半にお気に入りの曲が多い感じです。みなさんはどうでしょうか?
1 Music:Response 7 Asleep From Day
2 Under The Influence 8 Got Glint?
3 Out Of Control 9 Hey Boy Hey Girl
4 Orange Wedge 10 Surrender
5 Let Forever Be 11 Dream On
6 The Sunshine Underground
おすすめトラック 1 2 6 8 9 10 11
アンドロイドポイント ★★★★☆☆☆
4. 「 カムウィズアス 」 (2002年 1月)
ケミカルブラザーズの4枚目のアルバム。プログレッシブな方向性を持っているアルバムで、ケミカルブラザーズのアルバムの中ではやや異色な感じです。ダンスミュージックとしてはやや複雑な曲もあり踊れないような気もしますが、個人的にはこういうのもかなり好みです。このアルバムを象徴するのが、「IT BEGAN IN AFRICA」。この曲、インパクトが強いです。イット ビッギャーン イン アフリカ カァカァカァカァカァカァカァカァカァ のでだし!カァカァカァ・・・・何でそんなにのばすの〜。この曲だけを聴いてもこのアルバムの変化球ぷりが感じられます。自分のお気に入りは「スターギター」、「ザ スティト ウィア イン 」など。「ザ スティト ウィア イン 」は自分の好きなトリップホップっぽいような気がして気に入っています。やや難解な面もあるのですが、トリップ感が強くていいアルバムだと思います。個人的には6点を付けてもいい出来じゃないかと思っています。
1 Come With Us 7 The State We’re In
2 It Began In Afrika 8 Denmark
3 Galaxy Bounce 9 Pioneer Skies
4 Star Guitar 10 The Test
5 Hoops 11 Star Guitar [VIDEO]
6 My Elastic Eye
おすすめトラック 1 3 4 6 7
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
5. 「 Push The Button 」 (2005年 1月)
ケミブラの5枚目のアルバム。前4作をまとめたベストアルバムを発売した後ということで、心機一転!といった感じでしょうか?ケミブラ第2幕の幕開けにふさわしい、ダンスミュージックの基本に帰った感のするストレートに踊れるアルバムです。ジャケットからしてストレートな感じがビシバシと感じられます。プッシュザボタン!と叫ぶ「GALVANIZE」、ブロックパーティのケリ・オケレケが参加した「ビリーブ」など勢いのある重厚なビートが炸裂!。と思いきや、Close
Your Eyesでは泣きそうになるくらい感動的な名曲もあり。今作は前作ほど難解ではないので、よいグルーブ感が得られるような気がします。
1 Galvanaize 7 Left Right
2 The Boxer 8 Close Your Eyes
3 Believe 9 Shake Break Bounce
4 Hold Tight London 10 Marvo Ging
5 Come Inside 11 Surface To Air
6 The Big Jump
おすすめトラック 1 2 3 6 8 11
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
6. 「 We Are The Night 」 ( 2007年 6月 )
ベストアルバム後2枚目、通算6枚目のアルバム。ロックよりだった前作から一転、エレクトロニックなアルバム。直球勝負から変化球勝負へ。変化球だけどそれほど曲は複雑じゃない。ゆったりと気楽にリラックスして作ったら、できそうなアルバム。2曲目の「 We Are The Night 」は、アルバムのタイトルにもなってる名曲。文字どおり夜踊り狂いできそうなダンスソング。4曲目の「 Saturate 」も好きな曲。上へ上へと彼方へ飛んでいくような高揚感が好き。日本盤にボーナストラックとして収録されてる「 Seal 」は面白い曲。お遊びで適当に作ったらできちゃった・・・みたいなゆるい感じがいい。(実際、どんな感じでこの曲作ったかは知らないけど ^^ )
1 No Path To Follow 8 Burst Generator
2 We Are The Night 9 A Modern Midnight Conversation
3 All Rights Reversed 10 Battle Scars
4 Saturate 11 Harpoons
5 Do It Again 12 The Pills Won't Help You Now
6 Das Spiegel 13 Seal (ボーナストラック)
7 The Salmon Dance 14 No Need
おすすめトラック 2 4 5 6 8 13
アンドロイドポイント ★★★★★★☆
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