フィオナアップルが当時18歳だった時に、発売されたデビューアルバムです。低音で大人びたその迫力ある歌い方は、とてもじゃないけど18歳が歌っているとは到底思えません。
18歳が歌っているにしては大人びているし、重くて深みがありすぎです。幼少期の経験・悩み・孤独・・・など、自分の感情を
露骨にはきだすような歌い方は、普通のアイドルポップスターとは全く違うタイプです。このアルバムは350万枚売り上げ、
スマッシュヒットを記録しました。
1 Sleep To Dream 6 The First Taste
2 Sullen Girl 7 Never Is A Promise
3 Shadowboxer 8 The Child Is Gone
4 Criminal 9 Pale September
5 Slow Like Honey 10 Carrion
アンドロイドポイント ★★★★☆☆☆
おすすめトラック 1 3 4 7
2.「 真実 」 ( 1999年 11月 )
フィオナアップルのセカンドアルバム。邦題は「
真実」というわずか2文字の短いタイトルですが、実際は
約90字の詩からなる長いタイトルです。真実は自分の中にある。自分のいるところがわかれば、自分がしなければならないことがわかる・・・・といった詩です。自分なりにこの詩を解釈すると、「自分の人生は人が決めるものではなくて、自分で決めなければならない。自分が何をしたいと望んで、どうしたいのか?それは自分で考えるしかない・・それが真実。」かな?と。個人的にはフィオナのアルバムの中で一番のお気に入りなのがこのアルバム。1曲目から3曲目の流れが好きです。特に3曲目の「
LIMP」ですが、最初の緩やかな出だしから途中からテンポが良くなっていくところがはまる。
1 ON THE BOUND 7 FAST AS YOU CAN
2 TO YOUR LOVE 8 THE WAY THINGS ARE
3 LIMP 9 GET GONE
4 LOVE RIDDEN 10 I KNOW
5 PAPER BAG 11 ACROSS THE UNIVERSE
6 A MISTAKE 12 NEVER IS A PROMISE
アンドロイドポイント ★★★★★★☆
おすすめトラック 1 2 3 6 7 8
3. 「 EXTRAORDINARY MACHINE 」 ( 2005年 10月 )
発売前に
音源がリークされたり、発売元がアルバムの発売を差し止めているという噂が流れてファンが抗議行動を起こすなど、ごたごたしている間に、
6年もの時日が経ってしまったいわくつきのアルバム。驚くのが一曲目、まるでお笑い劇場で流れているかのように、脱力感あふれる曲です。(一瞬ドリフを思い出しました ^^)。いい意味で肩の力が抜けていて、フィオナが自然体でつくった感じが読みとれるアルバムだと思います。3曲目の「
O’SAILOR」はフィオナらしい名曲。
1 EXTRAORDINARY MACHINE 8 OH WELL
2 GET HIM BACK 9 PLEASE PLEASE PLEASE
3 O’SAILOR 10 RED RED RED
4 BETTER VERSION OF ME 11 NOT ABOUT LOVE
5 TYMPS(the sick in the head song) 12 WALTZ
6 PARTING GIFT 13 PAPER BAG (live)
7 WINDOW 14 EXTRAORDINARY MACHINE
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
おすすめトラック 2 3 4 5 7