マリア ソルヘイム

ジャンル

ポップス



解説

 ノルウェーの北部の小さな町の出身の実力派ポップシンガーソングライター。文学的才能・音楽的才能に恵まれ、デビューアルバムは本国で絶賛されたそうです。北欧のポップスらしく、落ち着いて優しい感じがする癒し系の曲が多いです。音楽はそのミュージシャンが育った風土・土地柄・バックグラウンドを反映するとはよくいったものです。マリアソルヘイムの曲からは森や海や静かな湖畔を思い浮かぶことはできても、南国のサーフィンやメトロポリスの雑踏を想像することはできません。




1  「 マリアソルヘイム  」  ( 2003年 10月 )


 本国ノルウェーで絶賛されていたマリアソルヘイムの、日本デビューアルバム。1曲目の「Two  Minute and ten hours 」はこのアルバムの中で一番良い感じのポップソング。3曲目の「Hiding Place」はマリアらしからぬやや力強い感じのダークめな曲。こういう歌い方もいいですね。^^4・5・6曲と地味ながらなかなかいいポップソングが続き、7曲目の曲がとても透明感がある別れの歌。故郷を去る旅立ちの歌のようで大げさに言えば涙を誘う曲?全体的にセカンドアルバムと比べると癒し度は落ちますが、このアルバムも質の高いなかなかいいポップアルバムと思います。


アンドロイドポイント  ★★★★★☆☆

おすすめトラック  1  2  3  4  5  6  7  12



2   「   フレイル     」   ( 2004年11月 )


 
 マリアソルヘイムの日本でのセカンドアルバム。ファーストアルバムよりもしっとりとした聞き心地の良いポップアルバム。一曲目の「Too Many Days 」は、ゆったりとして落ち着いた静かなバラードの名曲。2曲目の「Snow Has Killed 」は、スキップ調のテンポのいい曲。雪が解けて少女が外へ飛び出す感じでしょう?と思ったら詩を読んだら失恋ソングのよう。3曲目の「Kissing me 」は恋愛ソングのようです。4曲目もお気に入りなのですが、とってもスロウでいい感じのムードを想像します。5曲目は一転スキップ調。後半はやや暗めな感じ。10曲目は最後を飾るにふさわしい荘厳な名曲。全体的に教会でライブをしたら生えそうなアルバムです。


アンドロイドポイント  ★★★★★★☆

おすすめトラック   1  2  3  4  5  6  10