NINE INCH NAILS


ジャンル

インダストリアル

解説

ヴォーカル兼ギターのトレント・レズナー=ナインインチネイルズと言っていいほど、レズナーの存在感が大きいバンド。ちょうど、ニルヴァーナやパールジャムなどのグランジが盛り上がっていた頃にデビュー。カートの後を継ぐ、アンダーグラウンドミュージックのカリスマ。すさまじいノイズとトレントの絶叫は、迫力満点。とてつもなく激しくて重い音を流すだけあって、トレント・レズナー・・・・かなりの大男です。05年にはサマソニに出演しました。マリリンマンソンを発掘したのも彼です。(とんでもないもの発掘しましたね^^;)

  


 1  「 ダウンワードスパイラル 」       ( 1994年  4月 )

  ナインインチネイルズのサードアルバム「ザ ダウンワード スパイラル」。ナインインチネイルズの名を一躍有名にした名アルバム。爆音・轟音・絶叫の連続という、へヴィでありつつ深いところではポップなアルバム。1曲目の「ミスターマイセルフデストラクト」は、いきなり自己崩壊、自己破壊の曲(激しい)。。2曲目「PIGGy」と4曲目「マーチオブピッグ(訳したら豚のマーチ)は、豚、豚、豚・・・・。肥満の嫌いな人がいたのでしょうか?^^; 5曲目はインダストリアルクラブミュージックって、勝手にジャンル分け・・・。6曲目のRUINERは、テクノっぽい音の出し方が先進的でかっこいい。最後は「HURT」で静かに幕を閉じます。


<デラックスエディション>

DISC 1

1  Mr. Self Destruct        8  I Do Not Want This
2  Piggy                  9  Big Man With A Gun
3  Heresy                 10 A Warm Place
4  March Of The Pig        11 Eraser
5  Close                  12 Reptile
6  Ruiner                 13 The Downward Spiral
7  The Becoming           14 Hurt


DISC 2

1  Burn                              8  All The Pigs,All Lined Up
2  Closer(precursor)                    9  Memorabilia
3  Piggy(nothing can stop me now)        10 The Downward Spiral(The Bottom)
4  a violet fluid                        11 Ruiner(demo)
5  dead souls                         12 Liar(reptile demo)
6  hurt(quiet)                          13 heresy(demo)
7  closer to god

お気に入りの曲(DISC1)  1  3  4  5  6  7  8  14

アンドロイドポイント ★★★★★★☆


2  「 フラジャイル 」    (  1999年  9月 )

 5年ぶりに発表された2枚組みの大作「フラジャイル」。リスナーの期待とロック界の行く末を背負うプレッシャーから、制作が難産だったらしい。前作のような、へヴィかつキャッチーな曲もあるが、難解な曲が多い。難解な曲が好きな人にはいいかもしれないが、キャッチーさを求める人には厳しいか?2枚組みでレフト盤とライト盤に分かれている。レフト盤は前作を思い起こさせるメロディアスな曲が多い。2曲目の「ザ ディ ザ ワールド ウェント アウェイ」(世界滅亡の日?)、4曲目の「winetched」などがなかなかいい曲。ライト盤は難解な曲が多い。2,3曲目などはお気に入りだが・・・。フラジャイル(壊れやすい)というアルバムタイトルのとおり不安定なアルバム。


<,LEFT>

1  Somewhat Damaged                 7  Just Like You Imagined
2  The Day The World Went Away        8  Even Deeper
3  The Frai                           9  Pilgraimage
4  The Wretched                      10 No, You Don’t
5  We’re In this Together               11 La Mer
6  The Fragile                        12 The Great Below


<RIGHT>

1  The Way Out Is Through              7  Complication
2  Into The Void                       8  I’m Looking Forward To Joining You ,Finally
3  Where Is Everybody?                 9  The Big Come Down
4  The Mark Has Been Made            10 Underneath It All
5  Please                            11 Ripe(With Decay)

お気に入りの曲  レフト 2  4  6  7  9  12    ライト  2  3

アンドロイドポイント ★★★★☆☆☆


3  「 ウィズティース 」    (  2005年  4月 )

 でない、でない・・・とファンを待ちに待たせて、やっと出た5年半ぶりの5thアルバム。約6年の間に、ドラッグ中毒・アルコール中毒などで、でぼろぼろになっていた生活から更生し、新生ナインインチネイルズとして復活する。レズナーのアルバムとしては、驚くほどポップでメロディアスなアルバム。もちろん曲自体はへヴィなノイズ、轟音、絶叫の連続なのですが、どことなく、自己肯定というか明るさがのぞいています。8曲目の「オンリー」を聞くと、レズナーの精神状態がかなりいいことが伺えます。4曲目の「ザ ハンド ザット フィーズ」が、このアルバムの中のメインソング。へヴィだけど、とてもメロディアスでキャッチーです。耳に残る曲なので、聞いたらすぐに口ずさめるような感じです。前作の不安定さを払拭して前向きさが曲に現れてるアルバム。


1  All The Love In The World           9  Getting Smaller
2  You Know What You Are?           10 Sunspots
3  The Collector                      11 The Line Begins To Blur
4  The Hand That Feeds               12 Beside You In Time
5  Love is Not Enough                 13 Right Where It Belongs
6  Every Day Is Exactly The Same       14 Home
7  With Teeth                        15 Right Where It Belongs V.2
8  Only                             16 The Hand That Feeds(Ruff Mix)

お気に入りの曲  1  2  3  4  5   8  10  13

アンドロイドポイント ★★★★★★☆