ジャンル
ロック
メンバー
ブライアン モルコ ボーカル ギター
ステファン オルスダル ベース
スティーブ フォレスト ドラム (2008年 加入)
(スティーブ ヒューイット 脱退 )
解説
1994年結成。グラムロック系で、中性的なヴィジュアルメイクを施したブライアンモルコを中心とするロックバンド。日本では一部に熱烈なファンがいるものの、2009年のサマソニでも昼の3時頃に出演しなければならないほどで、知名度はあまり高くない。しかし、イギリス・フランスを中心に各国では結構人気があって、ロックフェスティバルのトリ前・トリを飾ることも珍しくない。ちなみに、2009年のサマソニ大阪公演では、1曲目「Kitty Litter」を熱演後ブライアンモルコが倒れて公演が中止になり、9年ぶりの来日を楽しみにしていたファンを落胆させた。^^後のインタビューで、過密スケジュールによる過労と腹痛により、体力の限界を超えたことが原因と判明。その後2010年3月にリベンジ来日公演をはたした。
1 「 Placebo 」 ( 1996年 )
セルフタイトルを冠にしたデビューアルバム。このアルバムの中で一番有名な曲は「
Nancy boy」。若さを感じるちょっと青臭いロックソング。この曲を中心に以後だんだん人気を確立していく。ただ、個人的にはそれよりも、「come home 」や「I Know」の方が好き。他にもプラシーボらしい怪しくエモーショナルな楽曲が多い。
エモーショナルな楽曲は、どことなく同じ頃デビューした
MUSEに似ている。MUSEと比べるとちょっとドラッグ臭いのが違うところ? ^^;
1 Come Home 6 Nancy Boy
2 Teenage Angst 7 I Know
3 Bionic 8 Bruise Pristine
4 36 Degrees 9 Lady Of The Flowers
5 Hang On To Your IQ 10 Swallow
おすすめの曲 1 2 6 7
アンドロイドポイント ★★★★☆☆☆
2 「 Wituout You I’m Nothing 」 ( 1998年 )
前作に引き続いて
ダークかつエモーショナルな感じで歌うブライアンモルコが印象的なセカンドアルバム。前作を踏襲しつつ、さらにいい出来に仕上がっている。「
Pure Morning」はダークな雰囲気がかっこいい。ダーク系の曲が多いけど、基本ポップなところがいい(聞くとすぐに覚えられる)。2・3曲目の「
Brick Shithouse」や「You Don’t Care About Us」も名曲。アルバムのタイトルにもなっている「 Without You I’m Nothing 」はそのタイトルどおり物悲しい感じがする曲。
1 Pure Morning 8 Every You Every Me
2 Brick Shithouse 9 My Sweet Prince
3 You Don’t Care About Us 10 Summer’s Gone
4 Ask For Answers 11 Scared Of Girls
5 Without You I’m Nothing 12 Burger Queen
6 AlleGic 13 Hidden Track
7 The Crawl
おすすめの曲 1 2 3 5 8 11
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
3 「 Black Market Music 」 ( 2000年 )
次のアルバムから本格的にエレクトロニカを導入したので、このアルバムがデビューアルバムから続く作風のアルバム3部作の最後のの一つの集大成的アルバム。1曲目の「
Taste In Men」はPure Morning を彷彿させるダークな曲で、自分のお気に入り。他にもチャッチーなロックソング「
Special K」や「
Black−Eyed」など、いい曲が多い。個人的に捨て曲がほとんどないので、ここまでの3部作(勝手に3部作と言わせてもらうけど・・・)の中で一番お気に入りのアルバム。
1 Taste In Men 7 Blue American
2 Days Before You Came 8 Slave To The Wage
3 Special K 9 Commercial For Levi
4 Spite And Malice 10 Haemoglobin
5 Passive Agressive 11 Narcoleptic
6 Black−Eyed 12 Peeping Tom
おすすめの曲 1 2 3 4 6 8
アンドロイドポイント ★★★★★★☆
4 「 Sleeping With Gorsts 」 ( 2003年 )
前の3枚のアルバムから明らかにガラッと変わった4thアルバム。今回は
エレクトロニカを本格的に導入。曲によってはギターは控えめでエレクトロニカが目立ち、より幻想的でエモーショナルにうつる。たとえば、「
Sleeping With Gorsts」や「English Summer Rain」はエレクトロニカ中心の曲。また、「Centrefold」はピアノ?がすごい美しい旋律で、プラシーボらしからぬ
美メロソング。エレクトロニカ・ピアノを前面に出すことで、プラシーボのアルバムの中でも、とても幻想的で美しい部類に入るアルバムに仕上がっている。
1 Bulletproof Cupid 8 Special Needs
2 English Summer Rain 9 I’ll Be Yours
3 This Picture 10 Second Sight
4 Sleeping With Gorsts 11 Protect Me From What I Want
5 The Bitter End 12 Centrefold
6 Something Rotten 13 Evalia
7 Plasticine 14 Drink You Pretty
おすすめの曲 2 3 4 5 7 8 12
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
5 「 Meds 」 ( 2006年 )
4thアルバムはエレクトロニカ色が強かったので、今後もこの方向性で突き詰めていくのかな?と思ってたところに、ゆがんだギターが印象的な
ロック色の強いアルバムを持ってきました。全然予想してなかったし、いい意味で意表をつかれました。「
Meds」はPVが秀逸のでき。YOUTUBEで見たらおもしろい。PVの手が分身して見えるのって、マリファナ吸ったときに体験できる現象らしいですね。うーん、ある意味プラシーボらしい曲。(ドラッグはいけんよ!^^ヨーロッパは結構寛容なのかな?)「
Infra−red」とかも今後のプラシーボの代表曲の1つになりそうな曲。
1 Meds 9 Lazarus
2 Infra−red 10 Broken Promise
3 Drag 11 One Of A Kind
4 Space Monkey 12 Pierrot The Clown
5 Follow The Cops Back Home 13 Song To Say Goodbye
6 Post Blue 14 UNEEDMEMORETHANINEEDU
7 Because I Want You 15 Running Up That Hill
8 Blind
おすすめの曲 1 2 6 7 10
アンドロイドポイント ★★★★★★☆
6 「 Battle For The Sun 」 ( 2009年 )
5thアルバム制作後、方向性の違い?からドラムのスティーブヒューイットがバンドから脱退して、新しくスティーブフォレストが加入したあと制作された6thアルバム。ドラッグ賛美の5thと比べて、明らかに
健全なロックアルバム。一瞬、00世代の今風ロックバンドのアルバムかと勘違いしてしまうほど。象徴的な曲は「Ashtray Heart 」、メロディがいままでで一番明るいんじゃないかな。セニセローとかいうところが、ライブで盛り上がりそうな曲。「
Battle For The Sun」は単語を連呼する珍しい感じの曲。アルバムから最初にシングルカットされた曲で、今までに無い冒険してる感じ。それと、個人的には「
Julien」がかっこいいと思ってる曲。訳はみてないけど、切なげな曲。スーサイド ソーエモーションの連呼がせつない。全体的に前作よりクリーンな感じのアルバムだけど、プラシーボらしさはでている力作だと思う。
1 Kitty Litter 8 The Never−Ending Why
2 Ashtray Heart 9 Julien
3 Battle For The Sun 10 Happy You’re Gone
4 For What It' s Worth 11 Breathe Underwater
5 Devi In The Details 12 Come Undone
6 Bright Lights 13 Kings Of Medicine
7 Speak In Tongue 14 In A Funk
おすすめの曲 1 2 3 8 11 12
アンドロイドポイント ★★★★★★☆