SQUAREPUSHER

ジャンル   


ドリルンベース  エレクトロニカ  テクノ



解説


 エイフェックスツインとともにUKを代表するテクノ(ドリルンベース)の第一人者。スクエアプッシャーは本名ではなく、トーマス
ジェンキンソンが使用する一名義。テクノ系のミュージシャンを多く抱えるワープレコードに所属。本人はわりとジャズが好きらしく、
彼の曲のところどころにジャズの影響が見られる・・・らしい。(自分はジャズ詳しくないから、どういうところにジャズの要素があるのかよくわからないけど。 ^^;)。パソコンなどを使った打ち込みが基本で、高速ブレイクビートを演出する。基本はドリルンベースだが、アルバムによってロックの要素が強かったり、エレクトロニカ寄りだったりする何でもできる器用さが特徴。 ^^




1  「 Hard Normal Daddy 」 (1997年)

 
スクエアプッシャーのセカンドアルバム。スクエアプッシャーの初期の作品の中の傑作アルバム。いきなりブルースリー調の前奏から入る「 Coopers  World 」は印象的。高速ビートが不安と期待が交錯するようにアップダウン激しく流れるように展開する「Beep Street」は美しい。「fat controller 」や「Vic acid 」の高速狂乱ビートは、大音量で聞いてるとおかしくなりそうなくらい ^^。歌抜きの音だけで物足りなさを感じさせず、ここまで表現できるのはすごい。




1  Coopers World             7   E8 Boogie
2  Beep Street               8   Fat Controller
3  Rustic Raver              9   Vic Acid
4  Anirog D9                10  Male Pill Part 13
5  Chin Hippy                11  Rat/P’s&Q’s
6  Paparon                  12  Rebus


おすすめの曲  1   2   8   9   10

アンドロイドポイント  ★★★★★☆☆




2  「  Go Plastic  」  ( 2001年 6月 )

 2001年に発売されたスクエアプッシャー7枚目のアルバム。今回はわりとオーソドックスなドリルンベース。ゴープラスティック(プラスティックになっていく)っていうタイトルからしてそうだけど、テクノっぽいアルバム。「My Red Hot Car 」はドリルンベース風ドライブソング?それとこのアルバムの中でっていうか、スクエアプッシャーの曲の中で自分がとても気に入ってるのが「I Wish You Could Talk 」。ボーカル無しのドリルンベースでここまでもの悲しさを表現できるのだろうか?時と場合によっては泣けてくるほどの名曲。「My fucking song 」はやばいほど激しい曲。ずたずたに切り刻まれそうで、大音量で聞いてると頭がおかしくなってきそうだ。



1  My Red Hot Car                7  Greenways Trajectory
2  Boneville Occident               8  Tommib
3  Go! Spastic                    9   My Fucking Sound
4  Metteng Excusks v1,2            10  Plaistow Flex Out
5  The Exploding Psychology          11  Hardcore Obelisk
6  I Wish You Could Talk


おすすめの曲   1  2  3  6  9

アンドロイドポイント  ★★★★★★☆





3  「   Ultravisitor   」  (  2004年  )

 2004年発売の9枚目のアルバム。スクエアプッシャーのファンの間で評判がわりと高いアルバム。スクエアプッシャーのアルバムの中でもかなりダークな方の部類に入るアルバム。さて、いつもしょっぱなは名曲から始まるスクエアプッシャーのアルバムだけど、今回の1番最初の曲「Ultravisitor」も名曲。このアルバムの中の代表曲というべきか・・・。後半の「Menelec」とか「An Arched Pathway」とかは、強烈!あまりにも暗く激しく、奈落の底へ突き落とされそうな曲。最後は「Everyday I love」でなごやかにフィニッシュ!
 


1  Ultravisitor                     9  An Arched Pathway
2  I Fulcrum                     10  Telluric Piece
3  Iambic 9 Poetry                 11  District Line U
4  Andrei                        12  Circlewave
5  50 cycles                     13  Tetra-sync
6  Menelec                       14  Tommib Help Buss
7  C-town Smash                  15  Everyday I Love
8  Steinbolt


おすすめの曲   1  6  9  15

アンドロイドポイント  ★★★★★★☆



4  「  Hello Everything 」  (2006年)

 スクエアプッシャー10枚目のアルバム。アルバムのタイトル通り、スクエアプッシャーのアルバムの中でポップでポジティブで聞きやすいアルバムの1枚。「 Hello Meow 」はポップな高速ビートに、トーマスジェンキンソンが楽しそうにベースを弾いてるライブ映像がよくyoutubeとかにも流れている。「Bubble life 」や「プラネタリウム」なども基本ポップで前者はバブル(泡)を後者は深遠な不可思議さを表現してる感じ。「ウェルカム トゥ ヨーロッパ」も名曲。ヨーロッパ行ったときはぜひ町で流れてるのを聞きたい?「Modern Bass Guitar 」は出だしがレディオヘッドの15stepとすごく似ている ^^。Orient Orange とかは怖いくらい暗い曲。



1   Hello Meow                9  Welcome to Europe
2   Theme from sprite            10 Plotinus
3   Bubble Life                11 The Modern Bass Guitar
4   Planetarium                12 Orient Orange
5   Vacuum Garden               13 Hanningfield Window
6   Circle Wave 2              14 Exciton
7   Cronecker King
8   Rotate Electrolyte     


おすすめの曲   1   3   4   9   11

アンドロイドポイント  ★★★★★★☆




5  「  Just A Souvenir 」  (2008年)

 2年ぶりの11枚目のアルバム。4分弱ぐらいの演奏時間の曲が多く、長編の曲が少ない。わりとポップだった前作よりも大分ロックよりのアルバム。最初の「Star Time 2」はスクエアプッシャーらしい王道ドリルンベースの曲。「Delta−X」はこのアルバムを象徴するロックっぽいドリルンベースの曲。V字のデルタ地帯・・・・人によっていろいろ想像するものが違ってきそう ^^;。「The Glass Road 」もそうだけど荒っぽい轟音系の曲が多い印象。



1  Star Time 2                 8   Planet Gear
2  The Coathanger              9   Tensor In Green
3  Open Society                10  The Glass Road
4  Real Woman                 11  Fluxgate
5  Delta−V                    12  Duotone moonbeam
6  Aqueduct                    13   Quadrature  
7  Potential Govaner              14  Yes Sequitur


おすすめの曲   1   2   5   9  10

アンドロイドポイント  ★★★★★☆☆