SUMMER SONIC 2009
2009年 8月 8日 (土)
開催10周年ということで、初めて3日間開催となったサマーソニック。
いつもは1日しか参加しないんだけど、今回はせっかくなので土日の2日間行くことにしました。
初めての2日間参加ということで、体力温存のため夜行バスはやめて朝のバスで大阪に到着。
大阪駅近辺でご飯を食べたりしたあと舞洲方面へ移動。
いつものように桜島駅で降りて、舞洲行きのシャトルバスに乗り換え。
舞洲への橋を渡り、目の前にへんちくりんな建物群が見え出したら、
あー また来た ^^ って感じ。
どきどき、わくわく。
舞洲についたのはちょうどお昼過ぎくらい。
ほんとは、ソニックステージのKYTEのプレイが始まる前に来る予定だった
のが、いつのものことながらやや遅れてしまって
KYTEのライブは見逃してしまいました。^^;
次の目当ては65DAYSOFSTATICで、始まるまでにちょっと時間があるので
サマソニ会場内をお散歩・・・。
まず、気がついたのが自販機隠されてたこと。
あ〜舞洲のオアシスがぁ・・・・
結局、お茶を1本250円で買いました・・・じゃないとシヌシ。^^
そういえば、ダンスステージが去年までのテニスコートを改造したものから
今回は新しく舞洲アリーナ内の小部屋になった。
やや狭くなった(入り口も狭い)が、屋内はやや暗く、空調もよくなったのでので良かった。
あとガーデンステージとかパークステージとかも場所が変わったり
したけど、この辺は毎回行くことないからスルー。
しいていえば、オーシャンステージにパークステージとかの音が聞こえてきて
音が被ることが去年より多かったのが少しだけ気になった。
この辺は来年以降の課題?
NINのHurtとか、リンキンのバラード系の曲のときに
よそから音が漏れ聞こえてくるのは痛い。
この辺は屋外が多い大阪の悩み? ^^
あと今年は明らかに去年よりも客が多かった。8日でも去年より1.5倍くらい人が
いたような気がしたし、日曜日は去年の2倍は軽くいたと思う。
客の多さと悪天候で帰りのシャトルバスがすごいことに・・・・ ^^。
一通りさまよったあと、ソニックステージに行って65daysのプレイを見学しに行った。
後半まで体力を温存するために2階席に座ってでまったり観戦することに。
65days・・・はCDとか持ってないけど、以前タワレコかどっかで試聴したことがあって、
レディへっぽかったような記憶があったので見ることにした。
で、意外?と人気でソニックステージはほぼ満員。
そんなに有名なバンドじゃないと思うのにみんなよく知ってるなあ・・・。
で、65days・・・のプレイだけどレディへとは全然違って、
デジロック風で爆音をなり響かすタイプのバンドだった。
暴走っぷりがすごかった。2階席から見ててもそう感じたから
下で見てた人ははなはだシビレタだろうね。 ^^
お次はそのままソニックステージでマーキュリーレブ。
マーキュリーレブはそこそこCD聞くから、
下に降りて聞くことにする。わりと前の方まで余裕でいけた。
蝶が羽をひらひらさせるように、ボーカルのジョナサンが手をひらひらさせたりしてた。
サイケデリックな曲に合わせてジョナサンが羽ばたきポーズを何回もするものだから
ちょっとおかしかった ^^。
さすが、新人じゃないし経験値が高いからとても安定したプレイでした。
ジョナサンの声がCDのまんまですごい可憐だったのが印象的。
途中、マイクの調子が悪くなったような感じのとこもあったが無事終了。
そのあとNINのライブが始まるまで、間があったので、
トリッキーを見るためにダンスステージへ。
トリッキーといえば、マッシブアタックの初期のメンバーで
トリップホップとかヒップホップ系の黒人ミュージシャン。
最初の2曲くらいしか見なかったけど、
トリップホップぽいミドルテンポの曲を白人の外人美女といっしょに歌ってた。
結構かっこよかった。
さて、次は自分にとっての本命のうちの一つ、ナインインチネイルズ。
今日、来たのはナインインチネイルズとエイフェックスツインを見たいがため ^^
これを最後に大規模なツアーはしないかもしれないということなので、
見れるのはもしかしたら最後になるかもしれない。
ということで結構期待してたんだけど、期待通りの内容でした。
まず、トレントレズナー、ボーカル安定しすぎ。 ^^
肉体改造(薬物も克服?)に成功して健康的な体になったトレントレズナーだけど、
重量級の体を揺らしながら、獣のようながなり声をあげてた。
すさまじいほどパワフル。 ^^
やっぱり健康じゃないと、ロック(インダストリアル)はできないね。
March of the Pigs とか The Hand that feeds など
自分の好きな曲が流れたときはすごいうれしかった。
NINの曲はへヴィだけど、意外とチャッチーで聞きやすかったりする。(個人的に)
最後は、夕日をバックに「 Hurt 」でしめた。
ていうか、Hurtの切ないメロディに・・・・
夕日が激マッチング!
最後?にふさわしいあまりにも感動的なフィニッシュでした。
ていうか、間違いなく今日のベストアクト。
次のマイケミを見るまでも無く
トリを凌ぐ勢いでした。 ^^
この後、演奏するマイケミがかわいそう ^^
NINでおなかいっぱいで、もう帰ってもいいくらい・・・
って感じだったんだけど ^^、さらに続く
次はベルギーのダンスロックバンド、ソウルワックス。
ダンスステージは入場規制がかかってて会場に入るのにちょっと時間がかかった。
ダンスステージ狭いからすぐ入場規制がかかってしまう ^^
会場の中に入れたときにちょうどかかってたのが「E Talking」
ラッキー ☆ ^^
YOUTUBEで予習はしてたけど、ソウルワックスのライブはすごい踊れる。
持ち歌の他にも、ダフトパンクのロボットロックやジャスティスのファントムのリミックスとか
演奏してた。去年見たジャスティスのファントムよりも良かったかも? ^^;
最後は、ど変態テクノ、ドラムンベースの巨匠
「リチャードDジェームスことエイフェックスツイン。」
うーん ドンだけぶっ飛ぶのかと思ったら
やっぱりやってくれた。キモグロ映像満載。
過激なテクノビートでまるで場内を雷が走ったように
一番グロかった映像は、人間から内臓を取り出して他の人間に移植する映像。
あれは最高にグロかった。(たぶん死体かCGだろうけど・・・)
後日、雑誌には死体処理の映像とあった・・・・ −−;
ま、エイフェックスツインらしい超ブラックユーモアだろう。
それがわかってる客から歓声があがったりしていた。「うわあぁ −−;」
他にも、運子とか世紀とか。
エロいよ〜 ぐろいよ〜 ^^;
ニホンザルの映像は、客に対するあてつけ? ^^;
って映像はさておき、肝心の曲はまじめに結構いろいろやってくれた。
THE TUSSの曲もやってたけど、RUSH UPじゃなかった。
驚いたのがクラフトワークの曲もやってたこと。
おおお!!って客からも歓声が上がってた。
曲名は忘れた ^^;
Come To Daddyはやらなかったと思うけど
Windowliickerはやってた。超うれしかった。
今回最初から最後までシームレスで休み無しだったから
すごく長く感じた。いろいろな曲を聴けてラッキーだった。
わりと客がのりやすい曲を演奏してたような・・・
本人は全くのっていなかったが・・・(まあラリピーじゃないから? ^^; )
リチャードは微動だにせず、照明がバックから観客席に向かって照らされてたから
表情はよくわからなかった。
愛想悪いし、グロイフラッシュ見せるし、
悪趣味なライブだったけど、自分にとっては良かった。
満足した自分の顔は、ちょうどリチャードの変形キモ顔みたいになってたかも?
エイフェックスツインだから許せるライブでした。 ^^
エイフェックスツイン終わってさあ帰るぞ。。。
って終電間にあわねえとあせっていたのは過去の話。
今日は泊まりだから気が楽だ ^^
帰りは思いのほか混んでました。もちろんシャトルバス乗り場が・・・
もうサマソニ大阪の名物。怒る気にもならんかった ^^
去年はすごいスムーズだったのになあ・・・
今年は客が多かったのかも?
大阪駅についたのは確か12時近かったと思う。
終電に間に合うとかいうレベルじゃない・・・(苦笑) ^^; 限りなくアウト
やっぱり泊まることにしといて良かった・・・・・・ネカフェに
2009年 8月 9日 (日)
朝方クーラーが寒くて目が覚める。
さすがにネカフェで寝るのは快適とはいえない。^^;
サマソニに2日間連続で参加するのは初めてで、
これから未知の領域に入っていくので体力が持つか心配。
おまけに8日夜から雨が降ってきたので
雨の中での観戦になりそうな感じ。
レインコートを用意して、いざ舞洲へ・・・ ^^;
今日はちょっと遅めに舞洲へ到着。
体力温存のためリトルブーツは見逃し ^^;
過労で倒れたらもともないし仕方が無い・・・・
ってサマソニに参加して以来始めてのまさかのことが。。。
それはプラシーボのライブのとき。9年ぶりの来日ということで超楽しみにしてきた。
今日は1番にプラシーボ、2番にリンキンパーク目当てに来たんだけど・・・
1曲目は「バトルフォーザサン」から「Kitty Litter 」
どうもいつもよりもだるそうなかんじのブライアンモルコ
ギター弾く腕がぶらぶらとだらしなく、いつものキレが無い。
なんか今日は調子が悪そうだな?と思ってたら
曲が終わってから、あたりからどよめきの声が・・・・
「倒れた?! え? うそ? 」 「がやがや どやどや」
見ると舞台の後方左手でバンドのメンバーが心配そうにして集まっていた。
どうも周りの声からして誰かが倒れたらしいことはわかった。
まさか・・・バンドのメンバーだったら中止になってしまう。。。
と思ってたらブライアンモルコが倒れたらしい!!!
その後、ブライアンモルコが他の人たちに
お姫様抱っこで担がれて舞台裏に行ったときには
「 えええええ!????」
担がれたときは、頭が垂れてて意識が無い感じに見えた。
自分で立ち上がれないくらいだから、かなりやばい感じだった。
てっきり脳関係かと思った。(あとで過労・かぜ等のせいと判明してほっとした ^^;)
その後新メンバーのドラムの人が事情説明?謝罪?みたいのをして・・・
日本人サマソニ関係者が「10分休んでできそうだったら再開する」
っていうアナウンス。
その間に雨がひどく降り始めて、河童を着用。
土砂降りの雨に耐えながら、再開を待っていたけど・・・・・
結局体調が戻らず、ライブ続行は不可能と判断されて中止が決定。
これにはかなりへこんだ ーー;
日曜日はほとんどプラシーボ目当てだったのに・・・河童着て待ったのにー
ブライアンモルコ、体鍛えないと・・・トレントレズナーみたいに ^^;
でも、1曲聴けたし、ある珍しいライブ見れたから
ま、いいか。。。 てよくない! ^^;
近いうちに必ず来るとか行ってたから、それを信じて待ってるよ。。。
その後、雨除けも兼ねてソニックステージへ・・・
ぶっちゃけ、プラシーボの裏にどのバンドが
演奏するのか知らなかったけど。 ^^;
どうも次はホラーズの演奏らしい。
ホラーズ。うーん ちらっと名前は聞いたことある。
UKではなかなか人気がある新鋭とか。。。
背の高いわりとひょろっとした感じのメンバーが
65Daysof・・・みたいに激しめのロックの曲を歌ってた。
何かに取りつかれたように、激しく体を揺らしたりしてた。
ともかく、前の方で楽しく手拍子したりして遊んだ・・・ ^^
そのあとはティンティンズ。
ティンティンズ目当てにたくさんの女性客が!?
男女のテクノポップ系のユニットで、UKでかなり人がある。
こちらは去年見れなかったので、今年は見れてラッキーでした。
まず、思ったのが女の方かわいい。
スタイルもいい。
ダンス系の曲で、2人が客を煽るからいやおう無しに盛り上がる。
途中、もっと盛り上がってーみたいな感じで煽ってた
何で日本人もっと盛り上がらないのーみたいな ^^
(この点は、いつも洋楽のバンドが言うよね。日本人はおとなしいって)
客を煽ったおかげで結構いい感じで客も盛り上がった。
で、この流れだと次のCSSも楽しそうだ。
CSSも女の子がたくさんいるし・・・・
うーん どうしよう。 B’ZかCSSか。。。
プラシーボキャンセルでかなりロックフラストレーションたまってたから
かなり迷ったけどB’Z見ることに決めた。
B’Zを見るために久々に屋外に出てオーシャンステージへ
ずっと奥内にいたから、その間にどれだけ雨が降ったのか知らないけど、
あちこちに水溜りが出来てた。結構降ったんかな?
自分はサンダルだったから、全然平気だった。 ^^
サンダルは足踏まれたりするから危ないっていうけど、
去年から履いてて、今のところ踏まれたりしたこと無い。
たまたまかもしれないけど ^^;
やっぱり危険だろうからおすすめはしない。
さて、B’Zを見るために来たと思われる客がぞろぞろと・・・
客多すぎ ^^ 。たぶん2日間で一番多かった。
B’Zはカラオケで歌うくらい好きだから、楽しめた。
やっぱり稲葉さん歌うまいね。 ^^ 松本さんもギターうまい・・・
うーん。さすが日本ナンバーワンロックバンド。
曲の合間に「ばんざい」とか「うぉーうぉー」
とか稲葉さん客を煽りまくり
観客みんなで合唱するのは面白かったけど、正直かっこ悪かった ^^;
でも楽しかった。
さすが邦楽バンドは盛り上げ方がうまい。 ^^
そのおかげで、次のリンキンパークのときは最初から盛り上がってた。
自分の好きな曲も何曲かやってた。
Calling とか さまよえる蒼い弾丸とか
この辺はカラオケで歌ったりもするくらい好き。
歌詞も覚えてる。ていうかB’Zの曲の中でもこういうクールな曲が好き。
ウルトラソウルも元気がでていいけど、
最後のウルトラソウル連発は、B’Zファン以外から失笑をかってた ^^
ウルトラソウル いえぃ!は恥ずかしくてできなかった。
洋楽フェスでB’Z見るのはどうかな?って思ったけど
見てよかった。
ていうかプラシーボ見れなかったからちょっとフラストレーションたまってたんだよね。
B’Zのおかげで,今日来てよかったと思えた。
サマソニ10周年の大阪ステージを〆る大トリは リンキンパーク!
思えばサマソニに最初に参加した2006年の大トリも リンキンパークだった。
あの時とのチガイはサードアルバムが出ただけだが・・・・
ライブの出来が前回よりも今回の方がかなり良かった。
前回は、チェスターの声があまり出てなかったのと
音響が悪いのか、演奏も雑に聞こえた。(マイケミも.)
今だからいえるけど、そのときは正直リンキンパークってライブ下手なのかな?
って思ってしまった。
ところが、今回それが誤解だったことがわかりました。 ^^
今回はチェスターもしっかり声が出てて、安定してた。
ほとんど声がかすれることはなかった。
演奏も雑っぽく聞こえなかった。
マイクシノダさんもキレがあった。(ちょっと太った?)
今回はモッシュとかでもみくちゃにされることもほとんどなかった。
たぶん雨でできた水溜りのせいだと思うけど ^^;
あんなところでモッシュしたら、こけたりしたらずぶぬれで悲惨なことになるしね ^^;
IN THE END のとき、観客もいつものように合唱したけど
明らかに前回よりも声が大きかった。
マイクシノダがマイク使って観客の声を拾ったりしてた ^^
クローリングとか、ブレイキングハビットとかフロムジインサイドとか
定番ソングも絶好調!
サードアルバムからの曲もたくさん演奏した。
思ってたとおりライブ向きのアルバムだったね。サードは ^^;
バラードっぽい曲をチェスターが歌ってる様子はすごいクールでかっこよかった。
GIVEN UP とか BLEED IT UPとか
ライブで客に手拍子させたいために、作った曲だね。 ^^
1回目のアンコールは、チェスターのサイドプロジェクトの
デッドバイサンライズの新曲を3曲披露。
ってあとから知ったんだけど、現場では事情が読めなくてぽかーん ^^
てっきりフーバスタンクか何かのアメリカのロックバンドが
特別に乱入したのかと思った。^^;
いわゆるアメリカンロックっぽかったけど、特に3曲目はなかなか良かった。
そして、いよいよ最後。
2回目のアンコール。さて、何が残っていたっけ?
って、フェイントとワンステップクローザーが残ってた。 ^^
4年前、モッシュが起きてぐちゃぐちゃにされた2曲を
最後に持ってくるんかい!! ^^
ってことで、最後はくぁwせdrftgyふじこlp;@::::
すげえ感動した。4年前はほとんど体育の時間だったけど
今回は正真正銘、音楽を楽しめた。
個人的には、今日のベストアクトでした。 ^^
4THアルバムだしたら、また見てみたいな。3回目になるけど ^^
帰り際にはおなじみの花火。
んー楽しかった。 ^^
帰りのシャトルバスは昨日よりはスムーズ。
ただし、今度は足元が超ぬかるみ+水溜りで
何かの罰ゲームみたいでした。 ^^;
自分はサンダルだったんで、冷たくて気持ちよかった。 ^^
結局終電は間に合わなかったけど、ネカフェでスリープ。
来年のサマソニまであと355日
今から待ち遠しい。 ^^
2009年8月7日(金)〜8月9日(日) 大阪舞洲特設会場にて