STROKES
ジャンル
ロック (ガレージロック)
メンバー
ヴォーカル ジュリアン カサブランカス
ドラムス ファブリジオ モレッティ
ギター ニック ヴァレンジ
ギター アルバート ハモンド Jr
ベース ニコライ フレイチェア
解説
アメリカのニューヨークで結成されたバンド「ザ・ストロークス」。UK出身と間違われることも多いバンドですが、アメリカのバンドです。2000年初頭あたりから、いわゆる「ロックンロールリヴァイバル」が起き様々なロックバンドが生まれました。その中でもそのブームの中心的存在になったのが、この「ザ・ストロークス」です。ロックンロールリヴァイバルで現れたバンドには「the」がついていることが多かったことから、theがついているバンドが注目をあびるなどしました。さて、ストロークスのロックはガレージロックと言って、オーソドックスで初期衝動を大事にしたロックだそうです。生の音を大事にしつつ、ただ昔のロックを模倣したのではなくて現代風にアレンジした感じです。ヴォーカルのジュリアンの声は大きくはありませんが、渋いという表現がぴったりな気がします。一聴しただけでビビビと来る押しの強さよりは、じわじわと耳に残ってくる気がします。ファーストアルバムの「イズ ジィス イット」はそのジャケットが目を引きつつそのコンテンツのクオリティの高さから名盤として話題になりました。セカンドアルバムもなかなかいい出来で、単なる一発屋ではないことを証明しました。
関連アーティスト
ホワイトストライプス フランツフェルディナンド ヴァインズ リヴァティーンズ
1 「 IS THIS IT 」 ( 2001年 8月 )
ザ・ストロークスのデビューアルバム「IS THIS IT」。そのジャケットはいきなり見せられるととても目を引きます。中身の音は昔なつかしのロックを髣髴とさせる出来でロック好きのユーザーに受け入れられました。あまりへヴィな感じではなくオーソドックスで渋いロックです。あんまり元気の良さは感じません^^。ひょうひょうとしていて退廃的なムードのする曲が多いと思います。もくもくと思うがままに音楽を楽しんでいるというような・・・・・。とにかく渋い・カッコイイです。直球勝負といった感じがします。それまでのロックがテクノっぽかったりへヴィだったりラップがかったりと変化球だったので、ストロークスの直球勝負は注目されたのでしょう。テンポもいい曲が多くドライブのお供に合いそう。私のお気に入りの曲は、「Is This It」や「ザ モダン エイジ」「soma」などです。「Is This
It 」は、「あ〜あ 今日も補習か? だる〜」というイメージがぴったりの曲です。
1 Is This It 7 Last Nite
2 The Modern Age 8 Hard To Explain
3 Soma 9 New York City Cops
4 Barelly Legal 10 Trying Your Luck
5 Someday 11 Take It Or Leave It
6 Alone,Together
アンドロイドポイント ★★★★★☆☆
おすすめトラック 1 2 3 4 5 7
2 「 ルーム オン ファイア 」 ( 2003年 10月 )
ザ・ストロークスのセカンドアルバム「ROOM ON FIRE」。デビュー以来ロックンロールリヴァイバルの中心的バンドとして注目をあびている中で発売されたセカンドアルバム。最初はなんと!あのナイジェルゴッドリッジ(レディオヘッド・トラヴィス等のプロデューサー)と一緒に製作をすすめようと考えていたそうです。個人的にナイジェルゴッドリッジはガレージロックとは正反対の位置にいる人だと思っていましたので、ベックの「シーチェンジ」のようになってしまうのではないかと心配していました。結局は取りやめになり前作のプロデューサーのゴードン・ラファエルと一緒に今作を製作したそうです。なので前作を踏襲しています。ナイジェルゴッドリッジとの共同制作でどのような曲が出来ていたのか興味はありますが・・・。一曲目からおなじみのストロークスロック。前作が好きだった方は安心して聞くことが出来るのではないでしょうか?4曲目の「12:51」や10曲目では、今まではあまり見られなかったデジタル音を使っていたりします。特に前半にいい曲が多いと思います。12:51といえば、日本では笑っていいともが終わる頃でいいとも選手権?が放送されている時間ですね。って12:51って何の時間なのだろう?
1 What Ever Happened? 7 Meet Me In The Bathroom
2 Reptilia 8 Under Control
3 Automatic Stop 9 The Way It Is
4 12:51 10 The End Has No End
5 You Talk Way Too Much 11 I Can’t Win
6 Between Love&Hate
アンドロイドポイント ★★★★☆☆☆
おすすめトラック 1 2 3 4 10
3 「 ファーストインプレッションオブアース 」 ( 2006年 1月 )
正月に発売されたストロークスのサードアルバム。もちろんストロークスのニューアルバムを今か今かと待っていた私は、正月にアルバムを買い・・・・はしませんでした。^^ 正月前後は他の事で忙しかったので、1週間くらいして買いました。今作は、セカンドアルバムはもちろん、もしかしたらファーストアルバムをも超える出来ではないかと思います。バンドとしての明らかな成長が見られますし、なによりジュリアンのヴォーカルに安定感がでてきたなという感じです。(ファーストアルバムは全体的に不安定であぶなかしかったですし・・・)。さて、1曲目はしょっぱなからなかなかいい曲。2曲目の「ジュースボックス」は、シングルカットもされましたが、でだしの重厚な音がカッコいい。他の曲も全体的に勢いがありつつ、繊細さも兼ね備えている名アルバムです。
1 You Only Live Once 8 Electricityscape
2 Juice Box 9 Killing Lies
3 Heart In A Cage 10 Fear Of Sleep
4 Razorblade 11 15 Minutes
5 On The Other Side 12 Ize Of The World
6 Vision Of Division 13 Evening Sun
7 Ask Me Anything 14 Red Light
アンドロイドポイント ★★★★★★☆
おすすめトラック 1 2 3 5 10 13
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